お金B型肝炎に関する給付金は、子供のころに受けた集団予防接種によるウイルスに感染した方々に対して行う給付金で、これはその後このキャリアとなった人から感染した方も含まれます。当然女性の場合、その後未発症のまま大人になり、キャリアのまま妊娠出産を迎え、赤ちゃんの出産時に感染した場合も含まれています。現在、この給付金について、病態に応じた50万円から3600万円ほどが、現在までに支払われています。

実際の給付の認定については、この救済要件に合致しているかどうか、これを各自証拠となるものに基づき確認していくことになります。したがって、この訴訟に関しては、個人レベルで行うよりも専門家の弁護士などに任せた方がよりスムーズにいくことになるのです。

B型肝炎訴訟の経緯については、これまでの説明通り、幼少の時期に受けた集団予防接種などの注射針や薬液による感染によるもので、その後国に対して損害賠償を求めて集団訴訟を起こしました。その結果、平成23年に国と原告との間で基本合意書と覚書きが取り交わされ、基本的な合意がなされることになったのです。さらにその後、除斥期間を経過してしまった死亡、肝がん、肝硬変事例についてもそれぞれ給付金が支払われるようになりました。

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